*3日目 2011年3月3日(木)* 〜3/4ページ〜 |
ビール専門店を出ると、さらに荷物が重くなってしまった
ので、今度こそホテルに戻ります。 時刻はまだ14時すぎ。 ホテルが中心部の近くにあるので、ちょっと荷物を置きに戻りたい…というときには便利です。 ホテルに戻ると、ちょうど他の部屋のお掃除中。 私の泊まっている部屋に入ると、掃除はまだでした。 あんまり長居はできない…と焦ります。 ところで、部屋は、ヒーターがきいていて、とても暑い。 こんな部屋にチョコレートを置いて大丈夫だろうか…と心配になり、ヒーターをゆるめておきました。 外は寒いので、ベランダでもあれば、そこに置くこともできるのですが、窓は開かないので、そういうわけにもいきません。 ともかくも、荷物をもって出かけるわけにはいかないので、お土産を部屋に置いて、お手洗いもついでに済ませて、再びホテルを出ます。 ホテルを出ると、まだまだ待ち合わせの16時半まで時間があったので、ヌーヴ通りをド・ブルッケールとは反対方向にちょっと歩いてみました。 ほんの少し歩くと、いつもホテルからカリヨンが聞こえてくる、ノートル=ダム・ デュ・フィニステール教会を発見。 こんなに近くにあったんですね。 そして、そのそばでは、どこかの民族楽器?の演奏をやっていました。 曲は、なぜか『タイタニック』の主題歌の「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」。 そして、その近くに、大型ショッピング・センターの「INNO」がありました。 私は、この「INNO」というお店を、フランスの「モノプリ」みたいなスーパーかと思いこんでたら、中に入ってみると、むしろデパートっぽい感じ。 衣料品ばかりで、食料品がないので、買うものもないし、外へ。 そして、まだ時間があるので、ポストカードを出そうと、郵便局があるらしいモネ・センターへ。 郵便局マークを追いかけて中に入ってみたものの、中はやたらと広いし、普通に葉書を出したりできるのかよく分からず、ウロウロしただけで外へ出てしまいま した。 そして、ついでにモネ広場にあるカルフールへ寄り道。 明日の朝食を買っておこうと思って。 朝食は、私の定番?パン・オ・ショコラ(0.75ユーロ)。 昨日と同じく、ベーカリー・コーナーで買いました。 朝食べたら、とても美味しかったので。 それから、日本だと高くてなかなか買うことのない痩せる水、コントレックスの500ミリのペットボトル(0.85ユーロ)を買っておきました。 |
そして、今日何度目か分からない、ギャルリー・サンチュ
ベールへ。 買い物に来たわけではなく、集合場所のある中央駅方面へ向かうために通ったのですが、レース専門店の前でついついショーウィンドウを見てしまいました。 ここは「マニュファクチュール・ベルジュ・ド・ダンテル(Manufacture Belge de Dentelles)」というお店で、ショーウィンドウが素敵。 ギャルリー・サンチュベール自体、クラシックで素敵な空間なので、繊細なレースがぴったりはまっています。 このお店…創業は1810年、1847年からギャルリー・サンチュベールにお店を構えているそう。 ショーウィンドウには、大きなレースからハンカチまでいろいろ飾られていました。 ハンカチはトーション・レースやクリュニー・レースなど、さまざまな種類があって、お値段も10ユーロ前後から。 店内はそれほど広くありませんが、たくさんのレース製品で、まさに埋めつくされていました。 本格的なものはもちろんですが、レースのブローチやペンダントなどのいかにもお土産物…という感じのものもあります。 何度も言いますが、私はレースに詳しくないので、手ごろなペンダントとレースの縁取りのついたハンカチを買いました。 ペンダントは7ユーロ、ハンカチは13.95ユーロ。 何処製だとか、考えても仕方がないので、考えないでおこう。 |
↑マニュファクチュール・ベルジュ・ド・ダンテル ↑レースのハンカチ ↑レースのペンダント |
そこから、いつもの道を通って、ブリュッセル中央駅へ。 時間が有り余っているので、中央駅の中にどんなお店が入っているのか、見てみることに。 キオスク的なお店、チョコレート・ショップなど数軒ありましたが、やっぱり中央駅は規模が小さく、お店はそれほど充実してないみたい。 特に欲しいものも必要なものもなく、中央駅を出ると、芸術の丘のほうへ行ってみることにしました。 まだ15時にもなってないし、ロワイヤル広場周辺をぐるっとまわって、王宮まで行ってみるか。 中央駅の裏に出ると、芸術の丘庭園(Jardin du Mont des Arts)は目の前。 それほど広い庭園ではありませんが、すっきりと整備された綺麗な庭園です。 しかも、階段をのぼったところからは、ブリュッセル市内を一望…とはいかないものの、市庁舎の尖塔がばっちり見えます。 そこからさらに上にのぼっていくと、左手に昔は「オールド・イングランド」という百貨店だったというアールヌーヴォー建築の建物を利用した楽器博物館が。 このときは、それが楽器博物館だと知らなかったんですが、通りすがりに「変わった建物だな」と思ってました。 そして、丘をのぼりきったところがロワイヤル広場。 ザ・新古典主義建築…というようなサン・ジャック教会がブリュッセル市内を見おろしています。 このあたりは、「芸術の丘」という名前からも分かるように、博物館や美術館がたくさん集まっています。 マグリット美術館もここにあるし、ベルギー王立美術館、ベルヴュ博物館もあります。 …でも、美術館に入るほどの時間はないので、パス。 そのままロワイヤル広場の左側から王宮へ向かいます。 途中、遠足?の子供の集団とすれ違いました。 |
↑芸術の丘からの眺め ↑芸術の丘庭園からロワイヤル広場へ ↑楽器博物館 ↑サン・ジャック教会 |
ロワイヤル広場に向かって左側の角を曲がると…。 王宮が見えてきました。 ここは、かつてブラバン公の館があったところだとか。 夏には一般公開されるそうですが、3月は公開されていないので外から見るだけ。 王宮前はパレ広場となっていて、広場というよりは、だだっ広い道路のようになっています。 そして向かいはブリュッセル公園。 王宮は内部が見られるわけではないので、写真を撮るだけとって、再び芸術の丘庭園に 戻ります。 |
↑王宮 ↑王宮前のパレ広場 |
時刻はいまだ15時。 待ち合わせの16時30分まで1時間半もあるので、どうやって時間をつぶそうか…。 中途半端な時間の余り方なので、今からどこかへ行ったり、何かをしたりするには時間が足りない。 それに、昨日も2万歩以上歩いて、今日も1日歩きまわって、もう中心部まで戻る体力は残っているはずもなく。 仕方がないので、芸術の丘庭園にあったベンチにすわって、旅行日記でもつけることに。 せっかくベルギーまで来て、この時間の使い方はもったいないだろう…と思わなくもないものの、お天気も良いので、こういうのも悪くないかも…しれない。 |
↑芸術の丘庭園 |